「筋肉を柔らかくするには~」みたいなことを書こうと思ったんですが、その前に『自律神経』ってのに触れておかないいかんと気がついたので、そいつをちょいと記してみます。
まず、自律神経は「体性神経系と対となす末梢神経系を構成する神経系」であります。
人間の体はその活動のかなりの部分を自動制御で行っています。
箸を使ってご飯を食べるのは自分の意志で筋肉を動かして行いますが、ごくんと飲み込んだご飯の胃での消化や腸での吸収だのは、その人の意思とは無関係で自動で行われています。この自動的な動きを司るのが『自律神経』であります。
その自律神経は二系統あります。
一つは交感神経系
一つは副交感神経系。
この2つは同じ臓器を相互に干渉しあっています。例えば、心臓。交感神経は心臓の鼓動を早め、副交感神経は心臓の鼓動を鎮めます。交感神経が興奮作用を、副交感神経が鎮静作用を司るって感じすな。
そして、この自律神経そのものは内臓全般や感覚器の動きに関与し、基本的に腕や足だのの筋肉の動きと無関係です。でも、自律神経と筋骨格系は深い相互関係をもっているのですな。
例えば、スポーツやジムなど、体を動かしたりすると、その時は交感神経が活発になります。そして、運動後にドリンク飲んで落ち着こうとすると、副交感神経が活発になり始めます。
また何らかの理由で交感神経が高まってるときは、みょーにソワソワして動き回りたくなりますし、副交感神経が励起してるときは、ぐったりまったりと休みたくなるものです。
と、筋肉の動きは自律神経を刺激し、自立神経の動きが筋肉の動きに関与するんです。そのため、筋肉を休めることによって副交感神経が高まるように、副交感神経を高めると筋肉が休まることがあるわけです。
鶏が先か卵が先か
とにかくもこの自律神経というものが筋肉さんたちと相互関係にあり、筋肉さんを柔らかくすることにも大きく関わってくるのですわ。
というわけで、今回はこの辺で。
ではでは~♪
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