ジンベエさんの日記帳

マッサージ師、浦島ジンベエの日記でーっす

オイルマッサージ礼賛 その4 服は邪魔だ!

肩甲骨周りへのオイルマッサージ



 

オイルマッサージを受けるのは全裸が基本です。


店や人によっては下着一丁や紙パンツとかを履いてもらうこともあるそうですが、自分が知る限りのオイルマッサージ施術は全裸受けです。この「服を脱いでマッサージを受ける」ということに慣れてないお客さんで抵抗ある方もいるのは分かります。でもね、全裸で施術を受けるって良いこと多いんですよ。

 

オイルマッサージに限りません。マッサージ全般で、施術する側から見て衣服ってのはかなり邪魔な存在です。きめ細かい指の動きをしようとしたときに、服のひだが指先にあたって煩わしくてかなわない。そんな時は「あーもー、ほんと邪魔!!」と言って服を剥がしたくなります。そしてこれは割としょっちゅう思ってますw

 

で、受けるお客さん側もいろいろあります。

 

まずはマッサージの受け心地が衣服によって低下することです。服の上から触られるのと、肌に直接触られるのじゃ、そりゃもう心地よさが全然違います。

 

「たった布一枚(もしくは二枚)でしょ?指や掌の圧がかかればそれでいいじゃない」


と思われるかもしれませんが、素の指の感触って他にはない「味わい」なんですよ。手掌や指というのは触れるだけで人を快くさせるんですよね。あの心地よさを布で遮るなんてもったいないにもほどがあるw

 

同様に熱の伝わり方も変わってきますね。布越し、服越しと、どちらが施術者の体温が伝わりやすいでしょうか。それはいうまでもなく何もないほうが伝達率はよいです。

 

「ええ、布越しでも体温は伝わるじゃーん」

 

ってのは、全くその通りではありますが、熱は衣服によって遮蔽されて減衰されるし(衣服の素材によって大きく変わりますしね)、熱の伝わり方がかなり変わってしまいます。服越しに伝わる熱と、手のひらや指から直で受けるやわらかな温もりというのはかなり違うものなのです。このやわらかな温もりを味わないなんて、もったいないです。

 

まあ、手の熱いマッサージ師なら布とか関係なしで、ガンガン相手を温めてしまいますけど、そういう人は割と少ないと自分は思っています。(冷え性で手が冷たいマッサージ師も珍しくないです)

 

そして全裸ならでは気持ち良さがあります。それが「解放感」です。
窮屈じゃありません、服って?特にネクタイや締め付けの強いベルトとかね。豊かなボディにシャツを着て、シャツがはちきれんばかりになってる人は少なくないです。そんな窮屈さから、一時的とはいえ、開放されるのというのはそれだけでも高いリラクゼーション効果があるとおもってます。

 

とまあ、そんなこんなですが、全裸で施術を受けるメリットは施術者側、受ける側ともにまだまだ沢山あります。でもそれ延べていたらきりがないので、ひとまずはこの辺で。


掌の暖かさには自信のある浦島ジンベエでした。


またよろしくお願いします!