ジンベエさんの日記帳

マッサージ師、浦島ジンベエの日記でーっす

共振法

共振の波形

固くなった筋肉をほぐす方法は色々あります。

 

指圧に代表される指で「圧す」やり方。
按摩に代表される手で「もむ」やり方。
オイルに代表される手で「さする」やり方。

 

この三つが有名どころですが、僕はこの三つのほかにもう一つ加えたい技があります。それは手で「震わす」というものです。

 

例えば固くなったふくらはぎ。このふくらはぎを両手で持ちふくらはぎのターゲット筋肉を震わせます。そうね、腓腹筋とか。

 

プルプルプル

 

するとその振動はふくらはぎの主動筋を超えてふくらはぎ全体が震わせます。凝ってる部分、凝ってない部分関係なく、ふくらはぎ全部が揺れます。シェイク・シェイク♪

 

するとあら不思議、固くなった部分が多少なりとも柔らかくなるのです。正確には「固くなった筋肉の周辺が柔らかくなっている」状態になります。(固さそのものがストレートにほぐれてはいないのがポイントです)

 

イメージとしては、ほつれた糸を震わすのようなもんでしょうか。糸全体が揺れ震えることで、ほつれてしまった部分だけではなく、ほかの部分も震え動きほつれが取れやすくなってるような感じ。

 

なのでこの手法のメリットは「固い筋肉をほぐしやすくすること」です。固過ぎて手指が入らずにっちもさっちもいかないような部位に対してこの手法を用いると、指が入れやすくなったりします。

 

また、コリ自体をほぐせなかったとしても、この手法によってかなり血流の増加が促されます。いわゆる、血の巡りが良くなるってやつですな。それだけでも十分意味のある手法だと思っています。

 

なおこれは「振せん法(しんせんほう)」という揉捏技(じゅうねつわざ:モミ技のことね)の応用です。ただ、振せん法とはかなりピンポイントに固くなった場所を狙うやり方ですが(少なくとも僕はそう習った!w)僕はその部位のみならず、もっと広範囲に揺らそうとします。

 

また、揺らすときには『共振現象』が起きるようにしてます。手によってプルプルと小さく揺れていたのが、共振によりブルンブルンという大きなうねりになって筋肉全体を揺さぶります。なので共振を起こすよう触れることが一番の特徴ともいえます。

 

ゆえに僕はこの手技を振せん法は呼ばずに「プルプル」もしくは「共振法」と名付けました。共振法。うーん、かっこいいー♪(自画自賛

 

(プルプルも可愛でしょ?)

 

 

まあこの話は文字よりも動画の方がいいんですけどね。文字だけじゃ何のことやらですわなw ですので近日中に動画を撮影してこの「共振法」を紹介できればと思います。

 

そして動画にすると、え、こんなの皆やってない?って思われるかもしれません。でもね、これ、意外とやられていない手法なのですよw

 

 

ではでは、今回はこの辺で。
心も体も共鳴が大切だと思う 浦島ジンベエ
またね~♪