いわゆる冷え性。
手足が冷たくて、寒い寒いというあれ。手先や足先の放熱温度が極端に低くなってるからおきる現象なのですが、これが結構謎だったりします。
血流が悪い（もしくは血液量が少ない）から体温が低くなるとか、自律神経の乱れから体温調節が狂ってるとか、いろんな考察があります。どれもホントっぽいんだけど、ほんとかなー？と疑問に思うこともしばしです。
例えば運動不足とかで説明する人もいますが、冷え性の人がガンガンに運動（ウオーキングとか）しても、ひんやりとしたままのことって珍しくないんですよね。つかですね、血流が悪くて指先がキンキンに冷えるほど放射熱が出ない状態ていうのなら、なんで指先の細胞が壊死しないんでしょうか。凍傷で指先が壊死することよくあるじゃないですか。体温が低くなりすぎると細胞死んじゃうんですけどね。外気温と変わらないレベルの血流温度で細胞が生きてるとか、まじで不思議ですわ。
不思議といえば、こんなこともありました。
かって鍼灸あん摩マッサージを学んでいた時のこと。その時の同門で１０代後半の若い女性、元水泳選手で今もスポーツ好きという方がおられましてね。この方が滅法な冷え性なのです。元水泳選手というだけあって筋肉はべらぼうに柔らかく素晴らしい弾性なのに、指先はめっちゃ冷えていてとにかく冷たいのです。
この人の冷え性を治そうと、学友やら先生やらよってたかって鍼を打ったり、マッサージしたりしたのですが、一向に手足は温まらない。誰もがさじを投げるほどの冷え性で、凄いのは、本人はよくホッカイロを握りしめて手を温めてるのですが、ちょっとでもそのカイロを手放すと瞬く間に手が冷えてしまうということ。彼女の手足は吸熱性能か、冷気を放つ性能でもあるんじゃないか？と疑いたくなるほどです。つか、リアル雪女なんじゃね？とかけっこうガチで思ったりしましたｗ
このように、どんなに血流を上げてようとしても、たちどころに手足が冷える人を知ってるため、「冷え性を治す」ってのがどうやるのか僕は未だによくわかりません。いやまじでどうやるんだろ？漢方の服用とか食事療法とかなのかな？
なので「俺なら冷え性を治せるぜ！」というマッサージ師や鍼師の方を、心の底から尊敬します。
なお、自分は真逆の手を持っています。めっちゃ熱いです。天然ホッカイロとよく言われます。マッサージ的には最良の手と自負してますが、無駄に熱いので年中手に汗をかくのでそれが困りものですｗ
まあ、とにかくも「冷え」って僕的には割と謎だよね、と言う話でした。
ではでは、今回はこの辺で。
プライベートマッサージ 浦島
浦島ジンベエ
